3回目の碑前祭を開催しました。
長野山宣会の中澤勘介会長、日本共産党青木村支部支部長・後援会長の青木静夫さんが主催者挨拶。
ご来賓の北村政夫青木村長からもご挨拶いただきました。
参加者は24名。青木村内だけでなく、上田市や東御市からもご参加いただきました。
また、今年3月にお亡くなりになられた虎雄さんのご長女 春日静枝さんのご冥福を祈り、参加者一同で黙祷を捧げました。
自衛隊の米軍指揮下入りを約束し、武器輸出解禁への道を開くなど、戦争する国づくりに邁進する岸田政権を許さず、戦争の準備ではなく平和の準備を進め、憲法と平和・暮らしを守る闘いを推し進める決意を新たにしました。
活動報告
第2回碑前祭
昨年に引続き、2回目となる碑前祭・若葉のつどいを開催しました。
長野山宣会の中澤勘介会長が主催者挨拶。北村政夫青木村長・日本共産党高村京子長野県会議員に来賓挨拶をいただきました。
参加者は26名。坂城町や長和町からも駆けつけていただきました。また、虎雄氏二男故政道様のおつれあい様 山本惠子さんから、碑前に供えるフラワーアレンジメントが届けられました。
敵基地攻撃能力の保有など「新しい戦前」が粛々と準備される情勢の下、戦争準備を許さない、憲法と平和・暮らしを守る決意を新たにしました。
碑前の誓い
戦争が廊下の奥に立つてゐた(渡辺白泉)
暗黒の時代に詠まれた一句が、再び現実味を帯びて受けとめられようとしています。
五月晴れの青空の下、ふるさとの野山も緑の色を濃くし、コロナもようやく収束に向かいつつあり、心浮き立つ季節を迎えています。
そうした中、政府およびその補完勢力は、憲法を踏みにじり、「専守防衛」さえ投げ捨て、アメリカの戦争に参加する「戦争国家づくり」を粛々と進めています。敵基地攻撃能力の保有、先制攻撃は、報復攻撃による国土の焦土化を招くことは明白です。
原発回帰、入管法改悪、中身を後退させたLGBT法、保険証を廃止するマイナンバー改悪など、人権を踏みにじり、暮らしを破壊する動きも強まっています。
コロナ5類移行により、感染状況が見えなくなり、感染再拡大の不安、医療費負担の増大が重くのしかかります。
1928年5月21日、95年前の今日、青木村農民組合が創立されました。以来、平和憲法を生み・育て、立憲主義の世の中を築き上げる不断の闘いが、全国各地で、そして、この地で、脈々と受け継がれてきました。
二年前の今日、心ある多くの人びとの善意と浄財によって、この地に山本虎雄顕彰碑が建立されました。暗黒の時代から侵略戦争に反対し、人々の暮らしを守る運動の先頭に立ってこられた山本虎雄さんをはじめとする昭和の義民たちの志と功績を受け継ぎ、平和と民主主義を守り発展させる決意を顕にする事業でした。
今、再び戦争前夜の暗黒の時代に引き戻されようとするこのとき、私たちは碑を前にして誓います。
私たちは、断じて歴史の逆行を許しません。
憲法改悪を許しません。
戦争を準備する動きを許しません。
平和を守り、
ひとり一人の命が輝く、今と未来を創造する歩みを続けます。
悪政に立ち向かい、声を上げ続けます。
2023年5月21日
山本虎雄顕彰碑々前祭・若葉のつどい
参加者一同
ホームページ開設
顕彰碑建立記念誌「青竹」発刊から1年。
念願だったホームページを開設しました。
パンフレット作成
顕彰碑を訪れていただいた皆様への案内用パンフレットを作成しました。
来訪者メッセージポストに入っていますので、ご自由にお持ちください。
若葉のつどい・碑前祭 開催
青木村農民組合を結成した5月21日を記念し、創立大会が行われた修那羅峠安宮神社脇で毎年開いていた「若葉のつどい」が、ここ2年間コロナ禍のため中止されていました。
顕彰碑建立1周年を祝い、「若葉のつどい」と併せ、初の「碑前祭」を開催しました。1年前の除幕式は荒天のため屋内での開催となりましたが、今年は晴天の下、北村政夫青木村長・日本共産党高村京子県会議員はじめ30名ほどの参加者が碑前に集まり晴れやかな集いとなりました。来賓挨拶のあと、参加者に碑に寄せる思いや感想を語っていただき、「碑前の誓い」が朗読され、「こころの村」の合唱が披露されました。
「心の村」は、黒坂黒太郎さんが青木村に寄せて作詞・作曲してくださった曲です。